決めないことの「機会損失」
2024.10.27
新しい提案に対して、組織においてよく聞く不満は、「前例がないから保留された」という話です。トップが意思決定を求められたときに、その理由で「保留される」ことが多いようです。ただトップは、保留することで停滞や未来の「機会損失」が確実に生まれている事を認識する必要があると思います。パッと見は何も利益を失っていないように見えますが、「検討」「保留」という状態によって、ゼロでは無く「見えないコスト」は、確実に発生しています。つまり、ゼロではなくマイナスの状態なのです。「もし、それを実行すればどういう成果につながるのか?」 という可能性を検討するなら、いいことですが言葉だけの「検討」があまりにも多いのが、日本社会です。「検討」という言葉は、相手が勝手に諦めるのを待つときに使われています。特に商談では相手に遠回しにお断りをするときに、「検討しておきますね」と、便利に使われてしまっています。また政治家がよく使う「議論」と言う言葉も同じかもしれません。結局結論の先延ばしです。良いと思えば即決定、即実行。即、結果を判断し問題が有れば改善し、又実行。「Plan提案」「Do実行」「Check確認」「Action手直し実行」PDCAのサイクルを如何に早く回すかがいつの時代も重要だと思います。