ビジネス・ショート・ショート
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「目先よりも将来」2024.11.10
衆議院選挙が終わり自公政権が過半数割れしたことで野党、特に国民民主党が過半数を握りたい自民党、立憲民主党からアプローチを受けその存在感が注目されています。国民民主党の主張の一つは「所得額103万円の基礎控除引き上げ」政策です。所得が103万円を超えると納税義務により手取りが減る事、それによる学生や主婦の働き控えを防ぐ政策です。引き上げにより対象者が従来より労働時間が多くなり、手取り額が増え消費が拡大する。労働力増加による企業の売上拡大が見込めると言うのが政策の主旨です。只、それにより数兆円の税収が減ると言うデメリットが有ります。海の向こうでは政治のモラル、精神論を訴えた候補が、減税と保護貿易と雇用拡大を訴えた候補に惨敗しました。洋の東西を問わず有権者に取って目先の耳障りの良い主張が支持されています。他国は別として、私の私見は、ビジネス化した宗教法人の非課税撤廃、政治献金・政策活動費等の政治資金の非課税撤廃による税収の増加。国会議員の定数半減による支出の削減で、少しでも年金を増やし、若者の将来への不安を少しでも減らす、「目先よりも将来」への政策を期待します。
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「~は止めて欲しい!!」2024.11.3
最近、人気の和食、洋食のレストランへ行くと、メニューに食べ物の価格は明確に提示されているのですが、ドリンクメニューではワイン、日本酒は¥1,000~と値段が明確に書かれていないお店が多いと思います。清算時に予想より数千円高く、飲み物の料金がいくらだったのか不信に思うことが少なく有りません。江戸時代に値札を初めて導入して評判となった呉服屋がありました。その呉服屋は「越後屋」(えちごや)です。越後屋は、現在の三越百貨店の前身として知られています。当時の呉服屋は生地に値札が無く相手によって値段が変わると言う店とお客の間に駆け引きが存在したようです。越後屋は、当時としては画期的な「現銀掛値なし」(げんきんかけねなし)という販売方式を採用し、あらかじめ商品に値札をつけ、値段を一律にする方法で、価格の交渉を不要にしました。この方式は、江戸の庶民からも大変人気を集め、公平かつ信頼できる商売として評価されました。ワインも日本酒も大手メーカーの量産品以外の商品は、それぞれ仕入れ値が違うことは理解できますが注文前に価格が分からないのでは公平かつ信頼できる商売とは言えません。少々手間でしょうが、今日有る、○○の大吟醸は1合○○円、フランス○○地方の白ワインはグラス○○円と明示して頂けるとありがたいと思います。


