ビジネス・ショート・ショート
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「本当に景気は悪いのか?」2025.10.17
マスコミでは連日のように「物価高で庶民の生活が苦しい」「景気回復の実感がない」と報じていますが、私が毎月出張で訪れる新幹線の駅や主要都市のホテルの様子は、その報道と大きく異なります。平日でも新幹線の予約席は8割近く、駅構内や観光地には国内外の観光客があふれています。特に日本人の高齢者グループが目立ち、皆一様に楽しそうに旅行を満喫している姿を見ると、「可処分所得が減って消費が冷え込んでいる」とはとても感じられません。インバウンド(訪日外国人)も旺盛で、ホテルは平日でも満室が多く、料金も上昇しています。飲食店も人気店は絶えず予約が取りづらく、都市部のタクシーは常に稼働しています。これらはすべて「実際の景気」を映す鏡だと思います。確かに物価は上がっていますが、それを上回るペースで「消費意欲」や「体験への投資」が増えているように感じます。人々の関心は「節約」よりも「今を楽しむ」へと移行しているのではないでしょうか。大阪万博も前評判を覆す盛況です。日本経済は決して悲観する状況ではない。むしろ新しい形での活気が、静かに広がっているのを感じます。景気の気分は気です。ワイドショーは気分が良くなり消費意欲が上がる放送をお願いします
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「物価上昇と格差をどう捉えるか!!」2025.10.4
日本銀行は長らく「物価安定の目標」として、消費者物価の前年比2%上昇を掲げてきました。デフレが続いていた日本経済にとって、物価が少しずつでも上がることは、むしろ歓迎すべきはずですがいざ物価が動き始めると、マスコミは「生活が苦しい」「低所得者層への影響が大きい」と大きく報じます。もちろん、物価上昇は生活コストに直結しますから、誰にでも負担感があるでしょう。ただし街を見渡せば、欧米都市のように浮浪者が溢れているわけではありません。むしろ現在は人手不足が深刻で、アルバイトやパートを含めてハローワークや求人サイトには多くの仕事があります。働こうと思えば就労機会がある、これは景気が決して悪くない証拠だと思います。日本は発展途上では無く、成熟経済社会です。全員が等しく豊かになることは不可能です。格差はある程度避けられません。むしろ重要なのは「格差はダメだ」と嘆くことではなく、「誰でも最低限の生活を守り、努力すれば豊かになるチャンスが有る社会」だと言う事を認識することです。人手不足の今こそ、就労を通じた所得向上のチャンスが広がっています。物価上昇を悲観する前に、将来に不安を感じる前に、各自が出来る仕事は何か考え、探し、選ぶ事です。働いて対価を得る。最大の健康と幸福の源だと思います。


