株式会社アイゼル経営研究所

ビジネス・ショート・ショート

ビジネス・ショート
  • 石の上にも5年!!
    2023.8.13
    先日、急に取引先銀行の担当者が変わりました。理由を聞くと他支店で2人退職者が出てそのフォローに担当者が転勤したそうです。以前もこのコーナーで書いたように最近は新規学卒の3割が3年以内に転職するそうです。新しい担当者は入社二年目ですが既に同期数人が退職したようです。転職が悪いとは思いませんが、理由が重要だと思います。中小零細企業に就職して、同僚・上司や経営者との人間関係に違和感を感じて転職するのはある意味仕方ないのかもしれません。中小零細企業は配置転換や転勤が無い場合が多いので、合わない同僚・上司や経営者の下で働くことは苦痛を感じ、モチベーションが上がらないので、企業や本人双方にとってデメリットが多いと思います。只、人との相性は勘違いも多々あるので、会社側は定期的に新人とコミュニケーションを取ることは大変大事だと思います。転職の理由が仕事内容と言うのであれば、3年以内で見切りをつける事は早すぎるでしょう。どのような仕事でも内容の理解、将来性等の理解にはある程度の期間が必要です。前記の人間関係と同様に企業も本人も仕事内容についても絶えずコミュニケーションを取ることが必要でしょう。アメリカは転職する合計回数は6回から10回、1社に対する平均勤続年数は4年程度だそうですが、終身雇用ではなく、絶えずリストラのリスクを伴います。高い報酬を望むで有れば自己アピールをして転職することが必要なのです。もし、日本で転職をしてキャリアアップを望むのであれば、一つの業務で最低5年以上の経験が必要でしょう。就職活動を行い、ご縁が有り入社した会社です。石の上にも3年、いや5年は働いて欲しいと思います。
  • 「静かなラグジュアリー?」
    2023.8.6
    以前このブログで日本にも潜在化していた格差社会が東京を中心に顕在化しつつあると紹介しました。都会のデパートでは特に外商(店舗で販売することとは違って、企業や個人顧客の元に出向いて、高額品やサービスなどの商品を販売する)の売り上げが伸びているようです。以前と違うことは30~40代の企業経営者の富裕層の売上がコロナ前と比較して1.5倍に増えているとか。先日のWBSでは数百万円もする「外商顧客限定」の販売会を紹介していました。明らかに客層が多様化しています。最近「Z世代」と言う言葉が良く使われます。Z世代は、1997年から2012年頃に生まれた世代であり、現在では10代から20代前半の人々です。ITとデジタルメディアに囲まれて育った世代で、スマートフォン、SNS、オンラインコミュニケーションなどを自然に使いこなし、デジタルに対して非常に慣れ親しんでいる人たちです。そして彼らが好むものは「静かなラグジュアリー」とか。2~30年前の若者は、女性のカバンはルイヴィトン・エルメス、男性の時計はロレックスに人気が有り、分不相応な物を60回ローンで購入する若者が少なく有りませんでした。そして今、「Z世代」の多くの若者の腕に巻かれているのは「アップルウオッチ」です。派手でも安っぽくも無く、メールはスマホと連携し電子マネーや飛行機のチェックイン、電車のモバイルカードにも使えます。バッグもブランドロゴが目立たなく、よく見ればブランドが分かるものが人気が有るようです。「静かなラグジュアリー」とはシンプルでこだわりが有るということでしょうか。70代以上の資産を持った富裕層も後十数年でいなくなります。YouTube・Instagram等のSNSを駆使して「Z世代」のニーズを探ることが次世代の消費に繋がるのでしょうね。


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