株式会社アイゼル経営研究所

ビジネス・ショート・ショート

ビジネス・ショート
  • 「生涯現役?」
    2021.9.26
    明日は6◎歳の誕生日です。老後と言うキーワードが心を過る今日この頃、先日のネット記事で老後のライフスタイルのキーワードは「3W1H」だと出ていました。3W1Hの3Wとは「WHEN(いつ)」「WHERE(どこで)」「WHO(だれと)」で、1Hは「HOW(どんな風に)」だそうです。
    WHEN(いつ)は、完全リタイアする年齢のこと。公的年金とリタイアまでに蓄えたお金だけで生活していくのは何歳からですか?ということです。私は70歳まで働くつもりなので、それまでに1円でも多く貯蓄しようと思っています。ネットでは、準備(貯蓄)を怠った結果、やむを得ず生涯現役(働き続ける)となり、豊かな老後を過ごすことができなくなると出ていました。それは困ります。
    WHERE(どこで)は、老後はどこに住むのかという「終の棲家」のことです。老後住む家は、現在住んでいる家か、夫婦どちらかの田舎で暮らすUターン、別のエリア旅行や仕事の転勤などで行ったことがある地方へのIターンということもあるでしょう。住むところが重要なのは、住む場所によって物価水準が異なるからです。日常の買い物のほか、水道光熱費なども違ってくるのです。私は60歳の時、老後を考えて、実家と以前住んでいた家を処分して階段の無い平屋を建てました。駅やスーパーには自転車で10分、バス停、コンビニは歩いて1分です。
    WHO(だれと)は何人で1つ屋根の下に生活するのかですが、愛想をつかされない限りは家内と二人でいたいと思います。
    そして最後のHOW(どんな風に)は、老後の過ごし方です。ネットに書かれていた、老後は晴耕雨読(世俗から離れた悠然とした生活や、田園での老後の静かな暮らし)など私に出来る訳が有りません。ボランティア活動はロータリークラブで充分です。只、現在仕事に割いている時間が全て自由になるのです。自由、または毎日が日曜日と言い換えるのは良い響きかもしれませんが、やることがないと数日で時間を持てあますでしょう。3W1Hのいずれもが大切ですが、最も大切なのはHOWの過ごし方です。そのためには、老後もある程度は忙しく過ごすことです。そう考えると低収入でも生涯現役(働き続ける)も悪くないかもしれませんね。
  • 「あなたはどちら?」
    2021.9.19
    サントリーホールディングスの新浪剛史社長が、経済同友会のオンラインセミナーで「45歳定年制を敷き、個人は会社に頼らない仕組みが必要だ」と発言したことに対して世論で批判が続出して、以降も「45歳定年」がネットで話題になっています。「普通の人間は45歳から転職なんてできるわけがない!」 「住宅ローンや子どもの教育費で、一番金がかかってくる時期に追い出すなんて死ねということか!」と言われる方も多いでしょう。只、2020年に早期・希望退職を募集した上場企業は93社で、殆どの企業の対象年齢は「45歳以上」なのです。過去「終身雇用」を掲げる日本企業は、ベテラン社員にとって「定年まで面倒を見てくれる」という側面が有りました。20代から40代までは安い給料でコキ使い、会社にすべてを捧げる。その代わりに会社は、そのようなベテランを50代以降も雇い、現場で稼ぎを出さなくても、管理職や閑職で雇用し続けました。30年前、私が企業に居た時も、社内で何をしているのかよく分からないのに、明らかに自分よりも高い給料をもらっていて、偉そうにしているおじさん社員が何人も居られました。日本がバブル崩壊以前の高度成長期で、人口が右肩上がりで増えていたから成立したシステムです。そして今の日本は物の値段も上がらない代わりに、給与も上がらないデフレで、先進国で唯一低成長が続いています。給与が上がらなくても、目標とかノルマとかに縛られず働きたいと言う人、バリバリ頑張ってたくさん稼ぎたい人、両方居られると思います。これからは中小企業でも、45歳定年では無く、45歳でどちらの方向に進むか選択出来る働き方を作る必要が有るのだと思います。


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