株式会社アイゼル経営研究所

ビジネス・ショート・ショート

ビジネス・ショート
  • とんびに成ろう!
    2022.5.1
    先日、なぜ日本でiPhone生まれない?と言う記事を読みました。イノベーター(【innovator】革新者・物)とは?イノベーターは革新的な技術だけでは無く、人々の習慣や行動を変えて商品を大ヒットさせるするそうです。ソニーのウォークマン(1979年に販売したハンディオーディオプレイヤー)は歩きながらでも、聞きたい時に何処でも音楽が聴ける、すなわち音楽を聴く習慣を変えたイノベーターでした。その後の日本は最先端の技術を開発してもイノベーターが作り出せません。アップルはiPodで、韓国メーカーのMP3プレイヤーの技術とiTunesという音楽を管理&視聴するアプリをセットにして、音楽を何処でもダウンロードして好きな音楽を聴く習慣に変えて大ヒットしました。携帯電話のiPhoneではメールやインターネットの利用はもちろんのこと、スケジュール管理、PCソフトの利用、カメラの代わり、テレビ会議など次々に用途を広げ、スマートフォン1台で何でも間に合うパーソナル機器として、人々の習慣や行動を変え更にイノベーターの地位を固めました。アップルは最先端技術を自ら作り出せなくとも他社の最新技術を利用し、デザインやアプリやレコード会社等をアレンジすることにより、商品をビジネスに昇華させたのです。記事には、トンビに油揚げをさらわれるという格言があるが、油揚げをさらうものがイノベーターである。と書かれていました。革新的技術で無くとも、デザインや使い方を提案する事によりイノベーターに成れる。日本から是非多くのとんびが飛び立って欲しいと思います。
  • 「今こそ決断力が重要!!」
    2022.4.24
    先々週は「お金が消える人、お金が増える人」と言う個人の買い物の話を書きましたが、企業には設備投資と言う大きい買い物が有ります。設備投資にはハード(機械・装置)、ソフト(PCプログラム・ISO等の管理システム等)の新設・取得・更新・入替・廃棄が有ります。市場も顧客も競合も絶えず変化しているので、同じ設備や同じやりかたで企業が存続していく事は不可能です。企業は定期的にハードやソフトの新設・更新・入替・廃棄が必要になるのです。新規設備やシステムを導入することで、仕事が確実に増える確約があれば、その投資の決断は容易かも知れませんが、そんな甘い話は滅多に有りません。もし有ったとしても、顧客企業の都合や市場環境の変化で仕事が無くなってしまう例も有ります。加工機、成形機、プレス機等の製造業の大型設備は大手メーカーの海外展開に伴い国内から激減しました。しかし現在は減りすぎて、大型設備の国内での加工ニーズが増えています。昨今はコロナ禍、ウクライナ紛争、上海ロックダウン等々想像もできないリスクが起きています。亀の如く首を縮めて甲羅の中にジッと閉じこもるか、首を出してゆっくりでも一歩一歩前進するか、今、経営者の決断力が試されています。


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