株式会社アイゼル経営研究所

ビジネス・ショート・ショート

ビジネス・ショート
  • 「失敗をバネにできる人だけが、次のステージに進める!!」
    2026.3.20
    起業を志す人に伝えたい現実があります。それは「成功する人は、例外なく失敗を経験している」ということです。私は35年前、当時最先端技術といわれた遠赤外線放射セラミックス製造のベンチャー企業に転職しました。将来はセラミックスを練りこんだ健康衣料へ展開する等、今でいうリカバリーウェアを開発する夢のある事業でした。しかし、その技術は信頼性に欠け、結果として会社はわずか半年で倒産し私は失業しました。成功する事ばかりを想像して転職先を冷静に見極める事が出来なかった私の大きな判断ミスでした。普通であれば、ここで自信を失い、挑戦をやめてしまうかもしれません。ですが私は、「なぜ失敗したのか」を徹底的に考えました。技術の見極め、人の見極め、そして経営の本質。ここを理解しなければ次も同じ失敗を繰り返すと気づいたのです。その後、私はお客様からの要望でゼロからISOを学びました。40歳を過ぎてからの挑戦です。簡単な道ではありませんでしたが、現場と理論を結びつけながら経験を積み上げ、主任審査員資格を取得。そして現在のアイゼル経営研究所へとつながっています。あのときの失敗がなければ、新しく何かを学ぼうとは思わなかったでしょう。つまり、失敗は単なるマイナスではなく、「方向を修正するための強制的な学び」なのです。起業の世界では、失敗を避けることは至難です。むしろ重要なのは、その失敗をどう使うかです。逃げるのか、学ぶのか。それによって、その後の人生は大きく変わります。もし今、壁にぶつかっているなら、それは次のステージに進む前兆でありチャンスです。失敗を分析し、学びに変え、もう一度挑戦する。その繰り返しこそが、事業を成長させ、自分自身を引き上げていきます。失敗をバネにできる人だけが、本当の意味で成功に近づくのです。
  • 「イスラム教やユダヤ教と違う私の宗教との付き合い方。」
    2026.3.13
    「私は無宗教です」と言いながら、初詣でお札を授かり、お墓参りも欠かさない。そんな日本人は多いはずです。実は私もその一人。でも25年前、将来への強い不安から、ある「教祖」のような方に占いで20万円を払った苦い経験があります。当時は必死でしたが、今振り返ればそれは「安心」を買い叩こうとしていたのかもしれません。そんな私が、生前墓の建立や日々の参拝を経て辿り着いた、これからの「宗教観」をお話しします。
    1. 「不安」に値段をつけない
    20万円の授業料で学んだのは、「不安の解消を他人に委ねてはいけない」ということです。カルトや高額な献金に捕まる共通点は、自分の人生の決定権を誰かに渡してしまうこと。悩みがある時ほど、高額な対価を求める「正解」には疑いを持ってください。本当の救いは、あなたの財布を狙ったりはしません。
    2. 「形」と「作法」を味方にする
    私はお札やお参りが大好きです。それは特定の神様を盲信するのとは少し違います。お墓を建てる際に「墓相」を気にするように、先人たちが大切にしてきた「整える作法」を取り入れることで、自分の心がスッと落ち着くのを感じるからです。宗教を「教義」としてではなく、日常を心地よくする「文化」や「美意識」として楽しむ。この「ゆるさ」こそが、日本人の強みではないでしょうか。
    3. 自分の「心地よさ」を信じる
    これからの時代、宗教と関わる上で一番大切なのは、「自分の違和感を無視しないこと」です。お参りをして清々しい気分になるなら、それはあなたにとって正解。でも、誰かに強制されたり、生活を脅かしたりするものは、どんなに立派な言葉を並べられても偽物です。「信じる」ことより、「自分がどう在りたいか」。それを支えるエッセンスとして宗教や伝統を「つまみ食い」するくらいが、現代人にはちょうどいい距離感なのだと私は思います。


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