ビジネス・ショート・ショート
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「新しい商品、新しい売り方。」2021.8.29
先日のカンブリア宮殿で、焦げ付かないフライパンで有名なティファールが取り上げられていました。ティファールはコロナ禍でステイホームの自炊ブームに乗り躍進しているそうです。ティファールは世界中150ヶ国に展開しているフランスの家庭用品メーカーで、フライパンだけではなく、鍋、圧力窯、電気ポット等270品目を展開している台所用品のトップメーカーです。只、バブル崩壊や日本の人口減少に伴い2015年頃の売上は低迷していたそうです。V字回復の切っ掛けはアメリカ人ながら大学卒業後SONY、グーグルジャパンと日本企業を経験してきたアンディ氏が社長としてヘッドハントされて来られてからだそうです。アンディ氏がSONYで学んだことは「商品には他社に無い付加価値が無ければならない。値段が安いだけでは中長期で維持は出来ない。」だ、そうです。アンディ氏はティファールで社長就任以来この6年間で売り上げは200億円から300億円に伸ばしました。アンディ氏が語る成功の秘訣は「今のような低成長時代に売上を上げるのは、新しい製品を売るか、既存の製品の新しい売り方を見つける二つしかいない。」だ、そうです。ティファールは、短時間で美味しく煮込み料理が出来る電気圧力釜や綺麗好きの日本人が好む丸洗いできるポットを発売しヒットしました。そしてティファールストアと言う直営専門店をショッピングモール内に25店舗を開店しました。又、公式オンラインショップも始めました。新しい商品の発売と、新しい売り方の展開を実践しています。「それが出来たら苦労しない。」と、言われる方は多いでしょうが「それが出来ている会社が生き残れている。」それが事実です。基本です。あきらめずトライしましょう。
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「安物買いの銭失い。騙されても銭だせ!!」2021.8.22
先日のWBSで日本のウニ、トロ、さけ等の高級食材が中国や東南アジアの富裕層に好まれ、価格が急騰していて現地ではウニのお寿司2貫3,400円、ウニの刺身が6,250円もしますが大人気と紹介されていました。又、アメリカでは回転すしの値段が日本の約3倍で、日本で一皿110円のタマゴが350円もしていますが、現地の人には、手頃な価格で人気だと報じられていました。コロナ過前からですが、海外旅行をすると日本の物価の安さを感じていました。特にアパレルの普段着は日本が世界一安く、しまむらやイトウゴフクなどは、20年前の香港の名物ストリート、「女人街」(チープでディープなたくさんの露店が並ぶ)より安いでしょう。海外の物価が高いのではなく、ここ20年日本の衣料食材等の生活物価が上がっていないのです。土地の値段は東京を除けば殆どのエリアが20年前の価格を超えていません。物価が上がらないと言う事は、給与が上がらない人が多いと言う事です。先日、岡山市今に有る有名ラーメン店小◎が1杯800円に値上げをしました。そのせいか、先日の土曜昼時で、いつもの行列が出来ていませんでした。私は値上げ賛成です。価格に見合う商品とサービスを提供すれば良いのです。近くに有る全国チェーンの有名店一◎は1杯930円でオープン4ヶ月ですが未だに行列が出来ています。「安いが御馳走」は日本をダメにすると思います。激安の飲食店を、ご馳走を食べていそうな芸能人が「行きたい。」と感嘆するTV番組は苦手です。ルイ・ヴィトンやエルメス等の高級輸入ブランドは、この20年で価格は倍以上に成りました。両ブランドともコロナ禍で海外旅行に行けない富裕層がストレス発散で買い物に通い前年対比120%以上だそうです。「安物買いの銭失い。騙されても銭だせ。」亡くなった母のポリシーでした。コロナ禍だからこそ、少々高くても、価値の有る買い物、食事をしたいと思います。


