ビジネス・ショート・ショート
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やはり年功序列と終身雇用が日本人向き?2022.10.23
日本の平均賃金(年収)はこの30年間ほとんど変わっていません。先進国の中で下位クラスです。先日のニュース番組で「何故日本は給与が上がらないのか?」と言う特集で、アメリカの大学で教授をされている日本人経済学者が「終身雇用と年功序列賃金が続いていることが、日本の年収が上がらない主な理由です。」と言われていました。特に中小企業は充分な利益が出ていなくても、法律で雇用を維持をしなくてはならないため、赤字に成らない限り、アメリカのようなレイオフ(解雇)で人件費を削減できません。又、年功序列で高給に成り、給与に見合った働きをしない生産性の低いベテラン社員の年収を削減しづらいため、優秀な若手の年収アップも抑えられます。マスコミは給与が上がらないと騒ぎますが、前述のような賃金事情は一切報道しません。政治家やマスコミは格差是正と騒ぎますが、競争や格差が無ければ企業は利益が出ず給与は上がりません。激烈な競争に勝ち残ってマスコミに就職したエリートや、多くが既得権のような世襲の政治家が格差という言葉を使うたびに私は不快感を覚えます。多くの日本人は、北欧のように不安の少ない老後の為に20%以上の消費税と平均30%の所得税を払うのは嫌で、実力本位の成果主義も苦手です。地方に住む私は、海外のような貧困層と言われる方を拝見したことは在りません。貧困にならなければ、給与が上がらずとも終身雇用と年功序列で気楽に適度に格差のある生活が日本人に合っているのかもしれませんね。
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M&A はWin Win&Win が大事!!2022.10.16
アメリカでは会社を創業してその会社がM&Aされたら「買収されるような良い会社を作ったね。」と、成功の証として賞賛されると言う話を聞いたことが有ります。M&Aとは「Mergers(合併) and Acquisitions(買収)」の略です。2つ以上の会社がひとつになったり(合併)、ある会社が他の会社を買ったりすること(買収)で一般的には「会社もしくは経営権の取得」を意味します。M&Aと聞くと、以前は外資系企業(ハゲタカ)が会社を乗っ取るイメージもありましたが、前述のアメリカの場合は、他社が買収したい魅力ある企業を作ったというサクセスストーリーです。ここ数年、私の周りでも、数社M&Aが行われました。創業者が親族の相続の負担を無くし、社員の将来の不安を解消するために好業績の間に良好関係の取引先に株を売却し傘下に成ったケース。借入が増大し、返済に不安を感じた創業者が資金力のある新規参入希望企業に会社を売却したケース。創業家がリタイアするために健全体質の段階で事業拡大を目指す勢いのある企業に売却したケース等々です。日本人的感覚では売却された企業の社員は経営者に「裏切られた」感が心によぎるのですが、経営意識の希薄になったトップの下で働くよりも、その企業に魅力を感じ買収した企業の傘下で働くほうが社員にとって将来が明るく思えます。M&Aは買うほうも売るほうもWin Winが原則です。そして買収された企業の社員にとってもWinになること。大事なポイントだと思います。


